高齢猫になると様々な病気が出やすくなることが考えられますから、早い段階での食事管理を始めるのがいいでしょう。
食事管理の目的は
・体重の増加を予防し、必要な体の構成成分の割合を保つ。
・腎臓機能の進行性の悪化を少しでも遅くするようにする。
・尿石症の予防をする。(塩分、たんぱく質は控え、尿中にカルシウムがあまり出ないようにする。)
・心疾患の発生を予防する。(食事中に十分なタウリンが含まれていること。)
・歯と口腔内の健康の維持をする。
またドライフードが噛めなくなったから、ということで缶詰のキャットフードに切り替えることがありますが、一般の缶詰のキャットフードはドライのものよりたんぱく質含有量が高いので注意が必要です。高齢の猫にたんぱく質を過剰に与えすぎますと腎臓の機能不全を悪化することにもなりかねないからです。
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