オスの猫は大人になると縄張りを示すために、家具や洋服などに“スプレー”といっておしっこをひっかけてしまいます。しかし、生後半年くらいから最初の発情期を迎えるまでに去勢手術をしておけば、こうした行為はまず起こりません。
一方メスの猫は外出が自由にできる場合、ほおっておくと妊娠する可能性がでてきます。また、外出できない猫は発情がくりかえし起こり、その時に猫は大きな声で鳴いてしまうため、困ることになります。
したがって、子どもを作らないとするならば、オス猫は去勢手術、メス猫は不妊手術をするべきです。このような手術を受けるかぎり、飼いやすい猫の性別はどちらでもいいということです。
また去勢・不妊手術をすることは人間とって飼いやすいということだけでなく、猫にとっても心身ともに穏やかに生活できることなのです。
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